自分でやったほうが早い病
この仕事、「自分がやったほうが早い」
後輩に仕事をお願いするときも、なんだか気後れしてしまう。。。
なんだか自分の成功のためにつかっているような感じがする
そう考えて、一人で仕事をすることがありませんか?
私もそうです。
特に2月頃に一緒にやってきた後輩が別部署になってから、一人でやっている状態です。
でも本書を読んで、その考えが自分・周りの人・会社を不幸にすると気づきました。
(今回は完全に外的要因なのと、人員配置上どうしても無理だったので仕方ない部分がありますが)
本書を読んで気づいたこと、新人がくる時期だからこそ、改めて考え直したい場所をシェアしたいです。
どこが問題なの?
一人で仕事をすると、限界値=自分の能力・体力の限界となります。
IT産業で「人月」という考え方があります。「このシステムは2人月ですね」といえば、2人で一か月・一人だと2か月かかります(実際はそうならないですが。。。。。)
一人ですると、必ず「×1」。自分の仕事の幅も狭くなります。2人でやれば、いろいろな仕事ができるかもしれません。
また、仕事を与えていたとしても、単純な作業のみをお願いしていては、お願いされている方もおもしろくありません。
それはただ単に、自分の成功のために利用しているだけ。一人でやっていることと同じなのです。
どうする?これ、
「任せる」というのは、失敗することを考えることであり、丸投げすることではありません。また、可能性を信頼し、共に次のステップを踏み出す場でもあります。
そのためには、たとえばインフォーマルな形での権限を与えてみるというのはどうでしょう?
思い出してみると、自分も先輩からそう育てられました。
一年目の11月、初めて仕様書を書いて、プログラム・テストをして、客先へ納品しに行きました。
表向きは先輩が仕様書を書いてテストをしたことになっていますが、実際は自分が書いたことを覚えています。
そのときの達成感・成長感というのは、今の仕事のモチベーションにも繋がっています。
そのときも、先輩は決して丸投げせずに、仕様書を見てくれました。先輩がやったほうが早かろうに。。。。。
(その仕様書を提出するために先輩が土曜日に出社してイチから読んでくれました)
その体験は、今でも自分の宝物です。
こないだも、先輩と一緒にプロジェクトをやることがありました。丸投げ率は格段に上昇していて、先輩は別案件もやっていたようです。
まとめ
私が勤務している会社では、今日から新人が配属されます。
おそらく今年も新人くんと一緒に仕事をすることになるような感じです。
2年目以降の後輩と仕事するのは訳が違いますが、やはりお互いが成長できる環境が作っていけるといいなぁ、と思います。
ということで、いってこよ~っと。