「アジャイル的+ライフハック」で自分がやりたいことが見つかったお話
年末、出張からの帰り道、このツイートに出会った
10年前、日本にアジャイルを普及しようとして滝に打たれ、アジャイルという言葉を使わず、ウォーターフォールの中でもできる、その心だけ伝えようとしたのがプロジェクトファシリテーション(PF)です。新コンテンツが増えました! http://t.co/AUcm7GLBXh
— Kenji Hiranabe (@hiranabe) 2013, 12月 26
あっ、自分がやりたいことはこれなんだ。
弱小とはいえSIerの中にいて、いろいろ考えさせられることがあります。
納品直前にバグを見つけて、バグ直したら別のバグを生んだり
納品直前の仕様変更で、プログラム修正したらバグってたり。。。
そんな中、ふとしたことからアジャイルという開発手法を知りました。
TDDやXPなど、そのときの自分の答えになりうる手法だと思って、チャレンジしようとしましたが、いかんせんできなかった。
というより、環境がそれを許してくれないという感じでした。
作るプログラムは商品です。
納品までに当然必要な手続きがあります。その手続きはウォーターフォール的です。
TDDをやるにしても、テストコードを作れないようなモジュールの作り方がされています。
(環境のせいにするだけではだめですが)
でも、始めのツイートを読んで気づいたんです。
アジャイルはできないけど、「アジャイル的」はできる。しかもウォーターフォールの中で
バグの修正する場合は、バグが発生するデータを用意しておくとか
チェックリストを使って開発プロセスを平準化するとか
フィードバックの速度を上げるとか。。。
ようはより良いプラクティスを共有することが、アジャイルの根源にあると思います。
たぶん3年前、自分が求めていたものというのは、「アジャイル的」な開発手法なんだろう
そして、ライフハック。
両方とも、自分が感じている不安を減らして成長している感(!)を感じるために、
そしてより良いプラクティスを共有するために、自分がやっていきたいことなんだ。
年末、不具合にテストを書いて立ち向かう - t-wadaのブログを読みながら感じたモヤモヤを、じっくり考えて成熟させたら、こうなりました。
ようやく、自分がやりたいことが見えてきた気がする。
20代の第4コーナー曲がりかけで気づけてよかった。
じゃあ、自分はどうする?ということなんですが、それは今年の年次目標です。