10年後、どこにいたいですか?:2022-これから10年、活躍できる人の条件
仕事がひと段落ついてふと思うときがある。
自分はどこにいるのだろう、自分はどこへ行くのだろう。。。。。
悶々としながらこの本と出会った。
結局、答えなんてない問いだから悶々としていることには変わりないけど、自分の人生をデザインするのにもう一度考えてみたい発見があった。
2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/01/19
- メディア: 新書
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なのでこのエントリーでは、今回読んでみて気になった2つのポイントを紹介したい。
ライフサイクルが短くなる
商品だけではなく、ビジネスモデルのライフサイクルが短くなる。
どんなものでも「導入期」→「成長期」→「成熟期」がある。
新しいものが常に生み出されている今の状況では、このライフサイクルは短期間で回転していく。
導入期はゲリラ戦を戦う必要があるので少数精鋭、成長期は拡大するので人員拡張、成熟期は人員過剰となる。
以前はライフサイクルが長かったので、成長期に人員を育てることができたが、ライフサイクルが短期間になったため、人を育てることが難しくなる。
そのため短いライフサイクルになれた人は、導入期にすべてのものを自動化していく。
会社がなくなる、そしてどうする?
会社がなくなるというのは言い過ぎなのかもしれない。
でも、今私たちが求めている「会社」というものは徐々に崩壊していく。
「会社=手足+頭」だと分けるとする。頭の部分を持った人はフリーでも仕事ができる。
すると、会社に残っている意義というのはだんだん少なくなっていく。
そこで会社が提供できるのは、フリーでは得にくいもの、つまり「経験」。
ただし、ライフサイクルが短くなっている中、経験を提供するのも難しくなっている。
既存のものを大きくする経験はできても、0からものを作る経験というのは提供できない。
ならば、「頭」=フリーになるかもしれない。
じゃあ自分はどうするか?
いうなれば社会が大きく変わる中で自分はどこに進みたいのか、そしてどっちに向かっていきたいのか?
あと3か月もすれば2014年、いちど真剣に見つめなおしてみるいいきっかけなんだと、思う。