名言いっぱい『ビア・ボーイ』
時代が変わっていくのを、目の前で見ることほどたのしいものはない。
「ビア・ボーイ」もそうだ。
瓶ビールから缶ビールにシフトしていく時代の葛藤が描かれている。
私はそれよりも、本のところどころにある名言に励まされたし、気づかされた。
今回は、その名言の一部を紹介していく。
- 作者: 吉村喜彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/05/18
- メディア: 文庫
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己の心を鏡のように保つことじゃ
『大人になる』っちゅうのは、『子どもよりずっと素直になる。まっすぐに生きる』ということじゃ。あれこれねじ曲げて考えんようになることよ。
確かに、何かいわれると勘ぐることが多い。
褒めてもらったとき、「あっなんかある。。。」と考えたりすることがある・・・・・
べつに、そのまま受け止めればいいんだろう。
褒められてうれしいのなら、うれしくなればいい。努力した結果なら、それで報われることもあるわけだし。
誰かに接するときもその裏返し。「○○さんのことだから・・・・」という話できいてかかると、だいたいいいことがなかった。
商売は競り合いよ
Aが出てきたら、Bが一所懸命がんばる。その逆もある。そういうんが波のように揺れながら続くもんよ。地味で着実は社風のライオンもちょっと胡坐かきすぎたわいのう
身がつままれる。というか、教訓にしたい。
SEをやっていると、お客さんの本音が聞けないことが多い。「あの子はよくしてくれるからなぁ~」と、お客さんもいいにくいみたい。
一所懸命がんばっていても、本当に相手のためになってるか?自分を利してないかということは、考えていきたい。
世の中のことはそう複雑じゃあないとわかってくる
実はシンプルのことなんじゃ。
いろんな経験積むと、余計なことをせんようになる。そうやってそぎ落としていったら、結局、素直な真っ直ぐな気持ちに行き着く
そうなんだ、結局そうなるんだ。
ある先輩に言われたことと同じ。「複雑に考えるのは大学生まで。社会人の答えはしんぷる」
さいごに
今年、何回読んだんだろう。たぶん10回くらい読んだ気がする。
悩んだとき、会社でいやなときに読むと、心が浄化された気がする。
素直で真っ直ぐな人がそろってる、こんな環境がうらやましいし、作っていきたい